30歳を過ぎたら… 歯科健診を是非!受けましょう
お口から始まる全身疾患
歯周病は、成人の約80%の人が罹患しています。30歳を過ぎたら、生活習慣病や疾患の予防のために、定期的に歯科健診を受け、生涯自分の歯で食事ができるよう自己管理に努めましょう。
動脈硬化
歯周病菌が、血管内で免疫細胞に捕食され、沈着物として内壁に蓄積する事で動脈硬化の原因となります。心筋梗塞や脳梗塞のリスクが上がります。
糖尿病
歯周病菌がインスリンの働きを阻害し、血液中の血糖値を上昇させます。また歯周病は、糖尿病の合併症の一つです。
肥満
よく噛まずに食事をすると、満腹中枢への刺激が不足し、多食・早食いになったり肥満体質につながる恐れがあります。
低体重出産
妊娠中に、歯周病菌が胎児に及ぼす悪影響は、お酒やタバコ以上に重大です。妊娠中は口腔ケアに努めましょう。
認知症
歯を失って噛めないと脳への刺激が減少し、認知症の進行を早める可能性があります。歯周病菌がアルツハイマー病の一因という報告もあります。
誤嚥性肺炎
誤嚥によって、口の中の細菌が気管から肺に進入し、肺炎を引き起こします。死亡率の高い危険な病気です。
栄養不足
歯を失ったり、きちんと噛めなくなると、肉や魚などのタンパク質の摂取が足りなくなり、栄養不足の危険が高まります。
ドライマウス
唾液が減少すると、口の中の細菌が増殖し、むし歯や歯周病、口臭の原因になり、また全身に感染症のリスクが高まります。
川口市在住の30歳以上の市民全員に、受診券ハガキが6月に郵送されています。
川口市がん検診などの受診券
予約の電話を入れてください。
受診券ハガキをご持参ください。
※受診券を無くされた方も受診できます。
個別検診 歯科健診・歯科ドック
対象者 30歳以上 注)75歳(または76歳)の方は除きます
自己負担 歯科健診 500円 歯科健診+歯科ドック 2,000円 ※歯科ドック単独では受診できません。
注)75歳(または76歳)の方は後期高齢者歯科健康診査の対象となります。埼玉県後期高齢者医療広域連合から6月下旬にご案内が届きます。
ワンコイン歯科健診
歯に関する悩みや日頃の生活習慣を聞き取り等で把握し、むし歯や歯周病、口腔内の清掃状態、粘膜の異常など、口腔内に問題がないかチェックし、適切な指導を行います。
◎問診
◎口腔内の健診
◎事後指導
歯科ドック
唾液を使って専門的な検査をして、将来的なリスクを調べ口腔ケアを指導します。
◎むし歯リスク検査
う蝕活動検査
酸緩衝能検査
唾液量検査
◎歯周病リスク検査
唾液潜血検査
健診
川口市 成人歯科健診
一般社団法人 川口歯科医師会
http://www.kawaguchi-shikaishikai.or.jp
歯科健診は、健診マークのある川口市歯科医師会会員の診療所にご来院ください。
川口市保健センター お問い合わせ先 TEL048-256-2022
一般社団法人 川口歯科医師会
川口市上青木西1-20-3 産業文化会館内 TEL 048-255-5665
http://www.kawaguchi-shikaishikai.or.jp